【平成18年度 北見市立若松小学校 学校便りから】
《心がホッとステーション》
来校者1 北海道教育庁網走教育局 巻渕局長 9月1日
4月に局長にお会いしたとき、「管内唯一の特認校に一度行ってみたい」と話されていて、北見で会議があったその帰り道に寄っていかれました。開口一番「ここを車で通ったとき、まさか学校だとは思いませんでした。斬新なデザインですね」と暫し外で校舎を眺めていました。校舎内を案内しながら、特認制度の沿革など説明しましたが、局長は、オホーツクサイクリングに参加したこと、リコーダーで全国大会に出場したことなど、若松小のことをよく知っていました。最後に高学年のリコーダー演奏を聞かれて帰りましたが、「学校・家庭・地域が一体となった学校ですね」と感想を述べられていました。
来校者2 消防査察 消防士さん
消化器や消火栓などを見て回りながら、「一度、若松小学校に入ってみたいと思っていたんですよ。いい学校ですね。こんな環境の中で子供たちがのびのび育つといいですね。」と言ってくれましたので、私からは「消防署に戻りましたら、若松小学校はいい学校だから、小学校に入るお子さんのいる職員がいましたら、PRをお願いします。」と言いましたら、「はい、わかりました。それから、防火施設には全く異常ありません。アスベストも使われていませんので安心して下さい。」と言われました。
来校者3 入学希望者 お母さん 9月2日 特認公開日
参加されていたお母さんに時間がありましたら、校長室にどうぞ!と言いましたら、一人のお母さんに来られました。東京から転勤で北見に来られたそうで、「せっかく北海道に来たので、豊かな自然に囲まれた環境の中で、子供をたくましく育てたいと思いまして・・・」と、すっかり気に入ったみたいで、子供よりお母さんの方が若松小に入りたいという感じでした。
来校者4 初任の先生 特認公開日
新卒の先生7人が研修で若松小に来ました。参観日黒いリクルートスーツを着ていた若者です。年齢はそれぞれ違いますが、今年度採用の先生方です。教頭先生から、生活・総合的な学習の時間について講義(吉田教頭先生は、網走管内の生活・総合、国語教育のの第一人者です)を受けたり、佐藤先生の授業検討、授業参観、反省会、その合間に子供たちと遊んだり、暑い日でしたが、ずっとスーツを着たまま頑張っていました。「網走管内にこんな素敵な学校があったんですね。」と感想を述べていました。佐藤先生は緊張の一日でした。
来校者5 中年サイクリスト 9月4日
日曜日の午前中、玄関前で作業をしていると、「ちょっといいですか?きれいに花が咲いているので入ってきてしまいました。」と自転車に乗った中年の男の方が来ました。ハッカを見て「若松は昔ハッカ畑が多かったですもね。学校中がハッカの香りに包まれていいですね。孫がいたらこの学校に入れるところですがねえ~。」と言って元気にペダルをこいで美幌方面に向かって行きました。
~北見市立若松小学校~
《シリーズ「いきいき子育て」》
自分で考え、自分で行動できる人に育ってほしい ~自立を支援する~
少子高齢化が進み、子どもと年寄りが威張っていると言われています。子どもの進む先の障害物を先回りしてどけたり(過保護)、一歩一歩にあれこれ指示をしたり(過干渉)していることが原因かもしれません。子どもが好きな物を見つけるまで待ち、できるだけ子どもの力を信頼し、それを見守り、力づけることが大切です。あれこれしないで見守ることは、モノを買ってやったり、何かをしてやったりするより、ずっと難しく愛情がいることです。
また、親は自分が子どものために考えたことは正しいと思いがちですが、必ずしもそうとは限りません。自分の思いや考えを押しつけるのではなく、「あなたはどう思う?」とまず子どもの言い分をじっくり聞き、子どもの気持ちをしっかり受け止めてから、「自分はこう思うけれど」と、一緒に考え一緒に学んでいく姿勢が大切です。 子どもが自分で考え、勇気をもって行動し、達成感を味わう、または失敗から学び強くなるチャンスなどを子どもから奪わないように気をつけましょう。
~過保護や過干渉はやめる~
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