2016年8月2日火曜日

花だより 夏編(22) 香りゃんせ公園 テレビやゲームは使いよう 作品展


 【19年度 斜里朝日小学校 学校便りから】
《心がホッとステーション》
 「根曲がりだけの青春」 著者 謝 花 栄 昭
 学校評議員の謝花さんは、沖縄出身で昭和8年生まれの74歳になられます。この本は手作りです。自らワープロで文章を打ち、写真も自分で撮られたものです。 
【まえがき・あとがき】から
 ~戦後開拓地として入植した豊里地区は、昭和55年を最後に全戸が離農した。当時の歴史を体験した者が、正確に後世に伝えておくべきだろうと考えた。
 最も多感な青春時代に「開拓」という渦の中に放り込まれた。毎日、3メートルもある根曲がりだけを1本ずつ刈るのが開拓作業だった。もがき、悩み、苦しんだものの、今となっては、貧しいながらも、素晴らしい環境、人々との付き合い、そして、父との語らいや教えの中で、「義理・人情・信用・常識」などからの言葉の他に『お金や財産より勝もの』として、「当たり前のことを当たり前と考えることが出来る人間」に成長して欲しいとの言葉を頂き、今日の自分を眺めたとき、本当に良かったと思っている。「戦後開拓とは、何であったのだろう」の問いには、衣食住に困り果て、余裕のない生活の中からでも、「根性・常識」が育まれた。決して無駄な時代ではなく、素晴らしい人間性を与えてくれたと思っている。~
 この本を読んで、学校で学ぶことは、ほんのわずかであり、人間死ぬまで勉強であること、そして、謝花氏の自然、人、ものから学ぶ姿勢や向上心に感服しました。 

《シリーズ「いきいき子育て」》  テレビやビデオは使いよう
 テレビやテレビゲーム、ビデオにばかりのめり込むと人間関係をつくる力や他人を思いやる心が育たない、仮想と現実の区別がつかなくなるなど、子供の健全な心の成長に影を落としかねません。
 特に、端的に暴力的な場面や露骨な性描写が盛り込まれたものは、親の判断で子供に見せないようにし、それを家庭のルールにすることです。
 例えば、ゲームソフトを選ぶときには、ゲームの内容によって対象年齢を表示するマーク(*)があるので参考にするとよいでしょう。
 その一方で、子供に良いと思われる番組を一緒に見るなどして、その内容を話題に子供とのコミュニケーションを深めることをお勧めします。
*対象年齢マーク~CEROが行っている家庭用ゲームソフトの年齢別格付けにより対象年齢をテレビゲームソフトに表示しています。各ゲーム似ように過激な暴力表現・性描写・反社会的な内容がどの程度含まれているかなどについて審査し、対象年齢を決定しています。参考にしてください。

*8月1日から8月31日まで、北見の商店街(「まちんなかSHOW10」まちんなかギャラリーみんとひろば)で作品展をしています。










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