2016年8月5日金曜日

花だより 夏編(23) ハマヒルガオ お手伝い


【19年度 斜里朝日小学校 学校便りから】
《シリーズ「いきいき子育て」》  ~家事を手伝わせると子供はしっかりしてくる~ 
 子供たちの自己中心的な言動や自立の遅れの背景には、自己責任の考え方が身に付いていないことがあります。とかく親は子供を甘やかしがちで「自分のことは自分でする」などのしつけがされないことが多いようです。
 例えば、年齢に応じたおこづかいの額やお手伝いなどの家庭内のルールを決め、子供の成長に応じた責任と自立を促していくことが大事です。「自分で欲しいものを自分のおこづかいで買う」経験は、子供にとってかけがえのないものです。
 また、お手伝いは生きていく上で最低限必要な家事を学ぶ第一歩と言えるでしょう。買い物に行けるようになったり、家の中の整理整頓などができるようになることで自信にもつながります。
《心がホッとステーション》
 ~「サービス業は、苦情の対応が成功の鍵」~大型店の店長さんの話から
 店長宛に「トイレが汚かった」という苦情があったそうです。その対策として、店員専用トイレの使用を止め、お客様と同じトイレを使うようにしたそうです。定時に清掃員が掃除をする他に、店員が絶えずトイレの汚れをチェックして、気が付いた者が掃除をするようにしたそうです。トイレはお店の顔とも言えます。そう言えば、最近お店のトイレに「恐れ入りますが、従業員も使用します。」という貼り紙があるのを目にします。
 苦情を改善に生かす。絶えずお客様の目線に立ったサービス。苦情に感謝する姿勢。これが成功の秘訣なんだそうです。(有名店のトイレはどこも豪華できれい!)    
  学校もある意味サービス業です。苦情電話もよくかかってきます。かかってくるうちは良しとしなければなりません。「相談しても解決にならない」と思われたら学校が信頼されていないことになるからです。苦情電話には、真摯に対応するように職員に話したところです。学校は、全てを把握しているわけではありません。苦情ばかりでなく、さまざまな情報もお寄せ下さい。
 最近の親は学校に対して、「家で掃除をさせないのだから、学校でもさせないで」とか「親がたばこを吸うのを許しているのだからいいだろ」と言ってきます。もっとひどいのは、仲の悪い子がいたら「転校させろ!」と言ってきます。これを“理不尽なこと”といいます。朝日小にはこんな親がいないことを願っています。
 



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