~平成12年の作品~
【平成21年度 網走市立潮見小学校 学校便りから】
《心がホッとステーション》
節分は、「豆まき」をしないで、恵方巻きを頬ばる?
「節分になぜ太巻きを食べるのか?」 ここ数年疑問に思っていました。
恵方巻き(えほうまき)とは、節分に食べる太巻きの事。商売繁盛、無病息災、願い事が叶う、その年必ず幸運が訪れる、厄落とし等の意味を持つ。「恵方寿司」とも呼ばれています。「恵方巻き」の包装紙に由来や食べ方が書いてありました。
~節分の夜にその年の恵方(歳徳神の在する方位)に向かって、太巻きを丸かぶり(関西方言で「丸かじり」の意)するのが習わしとされる。食べる際、恵方を向き、しかも笑いながら無言で食する。~
七福神に因んで、かんぴょう、キュウリ、シイタケ、伊達巻、うなぎ、でんぶ等七種類の具を入れて、福を食べるという意味合いもあるらしい。「福を巻き込む」という説があるそうです。また、ことわざ・『鬼に金棒』の金棒に見立てて、節分の豆まきで追い出した鬼が落としていった金棒を体に取り入れる事で、無病息災・商売繁盛…など、自身や自身を取り巻く環境に対し、抵抗増大や窮地打破などの意味合いがもたれたとされる。
◇インターネットで調べてみると 何とコンビニの戦略!◇
現在では、程度の差こそあれ、商業的に売り上げの落ちる1月後半~2月初旬の販売イベントとして、ほぼ全国展開されている。こうした恵方巻の全国販売はセブン-イレブンが先駆けであり、1989年に広島県の加盟店オーナーの発案により販売を開始したところヒット商品となった。関西、中国、九州の各地方など西日本での販売を経て、1998年にコンビニエンスストア初の恵方巻全国販売を開始した。このヒットを受けてローソンも2001年より、ファミリーマートでも2003年より全国販売を開始。全国的に広がった。
「バレンタインデーやホワイトデーと同じく、商業戦略に踊らせれているのか?」と思いましたが、世知辛い世の中、幸運が訪れるのであれば・・・と、今年も「北北東」を向いて、黙って、笑顔で食べました。チョコレートと違い、プレゼントするわけではないので、まだいいかな?とも思います。
「うちはね。恵方巻を食べてから、豆まきするよ!ダブルでやるから、きっといいことあるよ。」と言った子もいました。
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