2017年2月18日土曜日

花だより 沈丁花 博物館「網走監獄」

~平成12年度の作品~

【平成21年度 網走市立潮見小学校 学校便りから】
博物館「網走監獄」 
 ~網走市民なら知っておきたい網走刑務所と北海道開拓の歴史~
 博物館「網走監獄」は、明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物を保存公開している世界で唯一の刑務所野外博物館です。
 2月1日から7日まで、体験・体感展示施設「監獄歴史館」のオープンに合わせて、網走市民限定で無料公開すると聞いて、2月7日(日)吹雪の日、きっと空いているだろうと思って行ってきました。ところが悪天候にもかかわらず、観光バスでやってきたツアー客に紛れて、網走市民を証明する免許証を提示する人が多くいました。子ども連れにはリアルな囚人の人形は刺激が強く、泣き出す子もいました。
 10日(水)に行われた網走市学校評議員連携会議の席上、「網走市民に無料開放されたが、せっかくの施設なので小学5年生になったら全員が見学するようにしたらどうか?」という提案をした委員さんがいました。“網走刑務所は、北海道開拓の中央道建設のために建てられた。”と解説に書かれてありました。そうした歴史を知ることも大切なことだと思います。
 新しくできた施設には、高倉健の映画「網走番外地」のポスターがたくさん貼られてありました。もし、健さんの映画がヒットしなければ、網走刑務所が博物館になることもなく、こうした歴史も埋もれていたかもしれません。大変勉強になりました。道外や管外からきた知人には、網走観光スポットの一番に薦めたいと思います。


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