~平成12年の作品~
【平成19年度 斜里町立朝日小学校 学校便りから】
《シリーズ「いきいき子育て」》
~ありがたい言葉 なるほどと思う言葉に出合う~
○◎○「息子」は、「自らの心の子」と書く○◎○
娘が小学生の頃、捨て猫を拾ってきたときがありました。
「だれが面倒見るの?」と叱ったら、母が、「喜充も小さい頃、よく犬や猫を拾ってきて、怒られたもんだ。」と言いました。それを聞いていた祖母が「そういうミツ子(母)も小さい頃、何匹も拾ってきて、怒ったことがあったっけね。」と言ったことがありました。たぶん、ばあちゃんも、そうだったんだろうと思います。子どもは、親の通った道を歩むものなのです。
親として 子どもにかけた期待を
裏切られるほど 情けなく
切ないことはない
「このできそこないめ!」と子どもを怒鳴る
できそこない ではなく
「育てそこなった」のだ
息子という字は
「自らの心の子」と書く
なってもらいたいように
自らおこなってみたらどうだろう
してもらいたくないことは
自らつつしむこと
子どもは 親の通った道を 歩むもの
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