【平成19年度 斜里町立朝日小学校 学校便りから】
《心がホッとステーション》
「校長先生、お酒飲むの?」突然、1年生の男の子が聞いてきた。
「ビールなら少し飲むよ。お父さんは飲むの?」と聞くと「焼酎は、身体にいいから飲むんだって!酔っぱらったら、おもしろくなるよ!」 “身体にもいいし、いいお酒だね!”
「針の穴も近づければ世界が見える」 薩摩酒造(株)常務取締役 鮫 島 吉 廣 氏
焼酎は、ウィスキーと同じ蒸留酒でありながら、不思議な酒である。とりたてて華やかな香りや濃醇な味わいがあるわけではない。それでいながら、生活の酒としてしっかり存在感を持っている。自分の好みに合わせて割って飲み、どんな料理にも合う。お湯で割っておいしさが増し、酔い覚めがいい。焼酎が九州の地酒にすぎなかったころ私は入社したが、これほどの焼酎ブームが来るとは想像もしていなかった。「針の穴も近づければ世界が見える」ちっぽけな穴も、目を近づければ広く豊かな世界が見えてくる。焼酎は小宇宙(しょうちゅう)につながっていた。
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