~平成12年の作品~
【平成22年度 網走市立潮見小学校 学校だよりから】
~秋葉原無差別殺傷事件~
犯人の男は、小・中学生のときは、文武両道の優等生だったようです。また、「教育」が問題にされそうです。
犯人は「携帯電話依存症」
事件後のインターネットの書き込みサイトには、驚くような内容の書き込みが沢山あり、ネット社会の問題点が浮き彫りになりました。
問題となっているのは、秋葉原の事件が中継された際、テレビに映った男が「うわ~。 俺モロ写ってるやん一番イケメンなのが俺だ!」という書き込みがありました。
これに対し、「お前ら最低だな 人が死んでるのに何カメラの前で笑ってんだよ 。お前らが死ねばよかったのに」と批判されると、「笑ってるんじゃない もうパニックになってて笑うしかなかった 。人間、本当に追い詰められたり精神的に多大な負荷がかかると笑うんだ」と返答したものの「人が死んだくらいで騒ぎすぎなんだよ。ハゲどもめ!」という書き込み。他にも、匿名でのこの種の書き込みが絶えなかったのです。
また、事件現場では、けが人を撮影して写メールで友だちに送る非常識な若者がたくさんいたそうです。
今は、学校でも会議の案内、文書のやりとりはメールが主流になっていて、私も毎朝のメールチェックが日課になっています。しかし、便利さの追求が新しい問題を生んでいます。
インターネット・携帯電話は、子どもに勝手に使わせてはいけない!
「最近起きた子どもに関する事件・事故のほとんどにインターネットや携帯電話が関わっています。インターネットの急激な普及に制度やモラルが追いついていないのです。インターネットの先進国韓国(幼稚園児でも携帯を持っている)では情報モラルが深刻な問題になっています。道徳観や倫理観を十分に持ち合わせていない小学生(ブログにいじめの書き込みをする。平気で人を中傷する)には、親や教師がついて使わせるようにしましょう。「うちの子は、パソコンを自由に使いこなせるんですよ!」と自慢する親は要注意!です。
《だまされる》
インターネットでは、自分の本当の名前を言わなくても使うことができます。それを悪用して、うその名前を使って、人をだまそうとする人がいます。また、ホームページが写真や絵などを入れてきれいに作られていると、うっかりだまされてしまうことがあります。
うその名前だけでなく、本当にいる人の名前を名乗って、その人になりすまし、悪いことをする人がいます。自分がした悪いことをその人のせいにするという許せない手口です。有名な会社になりすまして、利用者を安心させて悪いことをする人もいます。このような悪い人にだまされると、いろいろな犯罪の被害にあってしまいます。よく注意しなければなりません。
インターネットを使っていると、まだ一度も会ったこともない人を信じるかどうか判断しなければいけないことが起こります。大人でも、かんたんに判断できないことが多くあります。確かな道徳観や倫理観は、大人だから持っているとは限らないのです。インターネット・携帯電話は、子どもに勝手に使わせてはいけません。
北見市端野の「屯田の杜公園」流れる池に水が入りました。
私はこの隣にある北見市役所端野総合支所で働いています。
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