2017年6月19日月曜日
花便り アザミ 運動会は社会性も育てる
【平成24年度 北見市立北小学校 学校だよりから】
運動会は、大事な社会人としての勉強の場
18歳の少年が通りすがりの女性を鉄パイプで殴るという事件がありました。動機は、おもしろくないことがあってむしゃくしゃしていたというものです。自己中心的ですぐ切れる若者が増えてきたと言われています。
~運動会で行う集団行動は、社会性や協調性を育てる~
運動会の練習は、集合や整列などの集団行動がほとんどです。団体種目はもちろんですが、開会式、閉会式、遊戯もまた集団行動です。一人の勝手気ままでわがままな行動は許されません。
行進とか整列は、軍隊を連想させるということで最近では、昔ほど厳しく指導はしませんが、なぜ軍隊で集団行動を重要視するかと言えば、それは一人の勝手気ままな行動が死に直結するからです。
弱い動物ほど群れて行動します。群れからはみ出した子どもをライオンなどの肉食動物は襲うといいます。人間にとって集団行動をきちんと身に付けるということは、身を守るという社会人としてとても大事なことなのです。
4月に入学した1年生もこの運動会を機にぐっと成長します。運動会は、体力や運動能力だけでなく、社会性や協調性、規範意識を育てる大事な場でもあります。
癒しの空間で心がホッとステーション
学校には4つの中庭があります。それぞれにサクラ、モミジ、イチョウの木が植えられてありますが、1カ所木が枯れているところがあります。おまけに雑草がボウボウ生えています。そこにマリーゴールドやペチュニアなどの花のプランターを置いて癒しの空間にしようと草取りをしていたら、2年生がやってきて「校長先生、ぼくたちも手伝います。」と言ってくれました。それも一人ではありません。10人近く集まりました。心がとてもホッとステーションになりました。
1年生のアサガオが芽を出しました。2年生は、1年生の時に使ったあさがおセットでミニトマトを育てています。花や緑に囲まれると心が癒されます。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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