~平成12年の作品~
【平成22年度 網走市立潮見小学校 学校だよりから】
《心がホッとステーション》
30周年記念式典のことを網走タイムスに取り上げてくれた半澤 守さんが、
今度は運動会を褒めてくれました。
網走タイムズ 6月23日(水)コラム「四季」より 「小さなアスリートたち」
午前5時、潮見小グラウンドでは既に整備が始まっていた。散水など裏方作業が黙々と続いている。「ありがとう、御苦労さま」の感謝の言葉をつぶやきながら、敷物を敷き終え帰宅する。
昨年の運動会、一人っ子の孫が風邪でダウン、淋しい思いをした。午前8時過ぎ家族が席に着いた。主役1人、7人は観客である。好天気のもと競技が始まった。主役の出番は早い。4年生の80m徒競走が始まる。やがて7番目の5コースに皆の視線が集中した。
スタートが切られ、小さなアスリートたちが疾走した。一家は恥も外聞もなく声援する。ゴールに主役が飛び込んだ。なんと予想に反して1位ではないか。私は久しぶりに興奮した。その後も主役は頑張る。個人競技「宇宙の旅」で3位、また、大声で応援した。少し気になり周囲を見ると、見知らぬ人が苦笑する顔があった。ここで最敬礼をして謝り、自ら軽薄な行為を恥じたのでした。
バラエティーに富んだプログラムは楽しい。1年生の徒競走では靴が脱げ泣く子、リレー競技の迫力のある走り、リズム競技の素晴らしさ。
小さなアスリートたち、皆よく頑張ったね。その感動を観衆に与えてくれてありがとう。すべての競技に先生のご熱意とご苦労、児童たちの努力のあとが見られたよい運動会でした。
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