2017年10月12日木曜日

花だより ショウメイギク 秋の斜里岳 節目


【平成26年度 北見市立北小学校 学校だよりから】
 後期始まる “節目を大切にする”
 ◎●◎ 終業式や始業式は「節目」 ◎●◎ 始業式の話から
 竹は1 日に1メートル以上も大きくなることもある成長の早い植物です。しかし、ただ上へ上へと伸びたのでは、自分自身を支えきれなくなってしまいます。そこで、自分を支えるために「節目」があるのです。雪が積もった時は、体を「くの字」に曲げて耐え抜き、簡単に折れることはありません。それは「節目」があるからです。同じように、私たちも「節目」があるから成長するのです。更なる成長には「節目」が必要なのです。
学校では、入学式、終業式、始業式、卒業式、他に運動会や学芸会も「節目」です。竹のように大きく成長するためには、「節目」ごとに「目標をはっきりと立てる」ことが必要です。
 先週の終業式の後、「校長先生、終業式で読んだ人って誰?(通知表「あゆみ」の所見を紹介した)私じゃないよね。あんなによい子なわけないもん。「B」もいくつかあったし、私がんばるから、今度読んでね!」と言いにきた子がいました。これも立派な目標になると思います。
《家庭にもある節目》 
 正月、ひな祭り、端午の節句、七夕、お盆、お祭り、誕生日、クリスマス、暮れの掃除など、家庭内の行事も大事な節目です。家族内の触れ合いが深まるだけでなく、高齢者など世代の異なるさまざまな人々とのかかわりやつながりができるなど、地域社会へも目が向くきっかけになります。しかも、日本の文化・伝統に親しむとても良い機会でもあります。また、初詣や節分で無病息災を祈ったりすることは、人間の力を超えたものへの畏敬の念を深めるなど宗教的な情緒を育むことにもなります。季節の区切り、年中行事を家族で大切にしたいものです。

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