2017年10月6日金曜日

花だより ハゲイトウ 生きる力の優等生は“イノシシ”


【平成23年度 北見市立北小学校 学校だよりから】
 北海道小学校長会教育研究大会渡島(北斗)大会(9月13・14日)、管内特別支援教育研究大会紋別大会(9月19日)、日本教育会全国大会札幌大会(9月28日)、全道生活科・総合的な学習教育研究大会・後志(倶知安)大会(10月4日)、特別支援教育管理職研修会(10月10日)、網走市立白鳥台小学校公開研究会(10月11日)、北見市就学指導委員会(判定会議9月29日)の他にも校長会用務などがあって、土日も含めて学校を空けることが多くありましたが、「深いい話」をたくさん聞くことができました。学校だよりで紹介します。
 生きる力の優等生は“イノシシ”
 何でも食べる食欲(雑食)、高い攻撃力(危険回避能力)、優れた繁殖力、どれをとっても優秀なのがイノシシである。しかし、そのイノシシを人間が無菌状態の狭いゲージで、高カロリーなエサを与えるとイノシシは「豚」になるのです。
 これは動物園の園長さんの話ですが、学校教育の警鐘でもあります。
 行動展示で有名になった旭山動物園は、動物が本来持っている能力や生きている環境を知り尽くした上でそれに近い環境でつくり出しています。オランウータンの飼育舎には柵がありません。周りに水を張ったプールをつくることで、水を怖がりそこに踏み込むがことがないからだそうです。また、多くの動物園では、動物が興奮しないように薬を与えていますが、旭山動物園では薬は使わず、その動物に適した環境にしてやることで、動物は落ち着き、自然に近い形で繁殖もするそうです。育った環境が大事だということです。人間も同じではないでしょうか?~と話していました。

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