2017年11月3日金曜日
花だより キク スマホしすぎで成績低下
スマホしすぎで成績低下? 「電子機器の長時間利用が脳の働きを混乱させる」
ほぼ勉強しない生徒より成績低下!
調査を担当した東北大の川島隆太教授は、ニンテンドーDSで爆発的ヒットを記録した脳活性化ソフト『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』(脳を鍛える大人のDSトレーニング、脳トレ)を監修したことでも有名です。
同教授によれば、電子機器の長時間利用が脳の働きを混乱させ集中力が低下するため、「使用は1日1時間以内を意識してほしい。」と言っています。
調査は、仙台市立中学校に通う約2万4千人を対象に実施。1日あたりの勉強時間が同じ生徒でも、スマホの利用時間が長い生徒ほどテストの成績が低い傾向にあることが分かったという。
家庭で2時間以上勉強する生徒の数学の平均点を調べたところ、スマホの利用時間が1時間未満と答えた生徒の平均点は75点、まったくスマホを使わないと答えた生徒の平均点は74.7点だった一方で、3時間以上利用すると答えた生徒の平均点は61.2点だった。とくに、4時間以上利用すると答えた生徒の平均点は57.7点で、家庭での勉強時間が30分未満の生徒の平均点62.6点を下回った。
この傾向は、ゲーム機やPCも同様で、国語や理科、社会でも同じ傾向だった。もしかすると、『脳トレ』をプレイした結果、かえって脳の働きが混乱して成績が低下してしまった中学生プレイヤーもいたのかもしれない。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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