2017年11月13日月曜日

花だより ヒマラヤスギ 育ての心 


 《シリーズ「イキイキ子育て」》
 子ども自身の存在を否定するような言葉かけをしない
「あなたがいなければ」という、その子の存在を全否定する言葉は絶対タブーです。
同じように、親は何気なく言っているつもりなのかもしれませんが、「あなたは男の子なんだから」などの言葉かけも深く傷が残ってしまうことがあります。努力ではどうしようもないことを言われ、子どもはやはり自分を否定されたと感じてしまのです。
 子どもの存在を否定するような言葉は、なぜいけないのか。そして、それを聞いた子どもはどのように感じ、どのような影響を受けるのか。
  子どもは親から非常に大きな影響を受けます。存在を否定するような言葉は、「心理的虐待」です。叩いたり蹴ったりはしていないものの、「暴力」の一種なのです。
 子どもは、親が思っていることをそのまま受け止めます。つまり周りから見てどんなに勉強ができても、親が「勉強ができない子」と思っていれば「自分はできない子」と思うのです。同じように親が「悪い子」と思っていれば「悪い子」と自分も思ってしまい、自分に自信が無く、できるという感覚を持てない子になってしまいます。

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