2017年11月6日月曜日

花だより ノコンギク 孫が幸せに育つために



「孫が幸せに育つために」
 あたりまえのこと? 本州から引っ越してきた人の不思議
~“日曜日(休みの日)に、午前中から、息子の友だちが遊びに来るのに驚きました。”どこの家庭でも、休みの午前中はゆっくりしたいでしょう。お昼を済ませてから、遊びに行かせるのが常識と思っていました。それに息子が「〇〇ちゃんの家、お父さんもお母さんもいないから、遊びに来ないかと言われているんだけど、いってもいい。」と聞くので、「家の人がいないのに、行ってはいけません!」と言うと「そんなこと言うのウチだけだよ!」こうなんです。それに遊びに来た子が、勝手に冷蔵庫を開けたことがあったんです。息子に「あんたは、そんなことしてないわよね。よその家に上がるときは、ちゃんとあいさつをして、靴をそろえてあがっているの?ちゃんとしないとお母さんが笑われるんだから…。」こう言うのは、私も親からそうやって教えられてきたからだと思うのですが、北海道の家って、どこもそうなんですか?”~と言われました。
 おそば屋さんで会ったおばあちゃんの話
 家族連れが隣の小上がりの席に座りました。若夫婦と子どもたちは、さっそくメニューを見て、何にするか相談していました。最後に上がってきたおばあちゃんが、みんなの靴をきれいにそろえていました。所作というのは、何度も何度も繰り返しているうちに自然と身に付くものです。考えてやることではありません。この家族は、おばあちゃんが靴をそろえていたことに気づく様子はありませんでした。
 選挙にやって来たおばあちゃんの話
 校長はよく投票会場の立会人をします。何百人もの様子をずっと座って見ていて気づいたことがあります。お年寄りの多くは、会場に入ると礼をして、私たち立会人の前を通るとき、「お疲れ様です。」と頭を下げられます。お年寄りには、日本人の礼節を重んじる心がしっかり身に付いているように思いました。学芸会のご褒美に何か買ってあげるのもいいでしょうが、おじいちゃん、おばあちゃんの役目は、こうした礼儀を教えてあげることではないかと思います。よろしくお願いします。

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