2018年11月14日水曜日

花だより ダルマギク 温泉旅館の浴衣


  温泉旅館の浴衣
 北海道胆振東部地震により打撃を受けた観光地を救うために導入された復興割りで格安で宿泊できると聞いて、近くの温泉地に出かけました。復興割りの効果かシーズンオフにもかかわらず大勢の客で賑わっていました。
 夕食は、お馴染のバイキング料理。ひとっ風呂浴びた浴衣姿の客がほとんどでした。
 お祭りや盆踊りのときも妹と私も腕を広げるだけで、母と祖母が着付けをしてくれました。成人になって、母が着物を作ってくれました。着付けも帯の結い方も母から教わりました。身ごろを合わせて、歩きやすいように内側は、やや上げ気味にして少し折り返す。帯は腰(骨盤の一番広いところ)の位置で締めると着崩れしない。など、浴衣や着物の着付けは、どの家庭も母親や祖母から教わるものだと思っていました。
 ところが時代が変わってしまったのでしょうか。
外国人が浴衣の着方を知らないというのは分かります。百歩譲って若い男性なら、まだ許せますが、前が肌蹴た女性の浴衣姿は見苦しい!着方を知らないのなら洋服のままで居なさいと思ってしまいます。
 「宿泊アンケートにお気づきの点がありましたら、お書きください。」とあったので、「宿泊案内」に「浴衣の正しい着方」を載せたらどうか?と書いてきました。
 日本の「おもてなし」文化に触れたい外国人が急増しているといいます。浴衣や着物の着方ばかりではありません。入浴に仕方も気になります。体も洗わずいきなりさぶんと湯船に入る子どもが居ましたが、それを親は注意しません。それもそのはず、大人もそうだからです。外国人に間違った日本の文化が伝わってしまわないか心配である。もしかすると外国人の方が事前にちゃんと勉強しているかもしれません。中国人のマナーの悪さを批判する資格などありません。

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