【文化の日と菊】
11月3日、ゆめホールのロビーに丹精な大菊が飾られていました。文化の日には、観賞用の大菊がよく似合います。枯れた花びらを一本一本ピンセットで摘んで取り除いていた人がいました。話を聞くと“菊作りは、シーズンになると、温度、水、湿度など我が子以上に、世話がやける”のだそうです。長々と講釈が続きました。古来から、観賞用として栽培されるようになり、「三段仕立て」、「ダルマづくり」「福助づくり」大きく3種類あります。花言葉は「高潔」「清浄」
厚物 :多数の花弁が中心に向かってこんもりと盛り上がったもの。
厚走り: 厚物の花弁の下に長い花弁が走るように垂れさがったもの。
管物 :花弁が管状になり、直線的に放射状にのびる。外側の花弁はしだれて先が丸まっ
ている。
中国で品種改良が進み、日本では江戸時代に観賞用の菊作りが盛んになったようです。日本人の繊細さがなせる花作りです。菊作りは、手間と暇と根気が必要です。教育と相通じるものがあるように思います。
「ちょ~はりきった学芸会」 2年生男子の作文
「まちがえないぞ!」ぼくは、げきをやる前はきんちょうしてきんちょうしてたまりませんでした。そして、まくがあいて、げきがはじまりました。人がゾロゾロ、ガヤガヤとたくさんいたので、セリフをいうのもきんちょうしてしまいました。でも、あまりにも上手だったみたいなので、パパとお母さんとちがうおきゃくさんたちが、「あの子上手だな~。」とたくさんの人がいってくれました。だからぼくは人気もののようでした。それがあまりにもうれしかったので、ぼくはセリフをちょ~はりきっていいました。だからぼくが、3年生になっても2年生のときのように、ちょ~はりきってセリフをいってたくさんの人からほめられたいです。
これは、2年生の学級通信に載っていたものです。学芸会の助演男優賞をあげたいくらい上手だった子の作文です。思い出に強く残った、楽しい、うれしい体験をした子は、いい作文を書くことができます。「パパとママ」と書かないで「パパとお母さん」と書いてあるのも、その家族のありようがわかる子どもらしい素直な表現です。演技と同じくらい感動しました。
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