2018年11月7日水曜日

花だより シラタマホシクサ 授業研究を見つめ直す


 グッド・プラクティス(GP)に学ぶ 学校の「働き方改革」
  ~授業研究を見つめ直す~
     教育研究科/中教審「学校における働き方改革特別部会」委員  妹尾 昌俊
 GPとは、文科省が2003年度より、大学教育改革の取組が一層促進されるよう各大学から申請されたものの中から優れた取り組みを選定し、重要な財政支援を行うことによって、高等教育の更なる活性化を図る事業
 打ち上げ花火の研究大会でいいのか?
 ≪公開授業妍は準備時間も公開せよ≫
 授業研究では、とびっきりの素晴らしい授業を見せたい、見てもらいたいと考えている人が多いのではないでしょうか。その気持ちは分かります。が、睡眠時間を犠牲にしてまで何時間もかけて準備して公開した授業が本当にモデルになるのでしょうか?
 公開授業などでは「準備にかかった時間も公開せよ」ということです。生産性、あるいは「時間対効果」を大切にするならば、10時間かけて準備した授業よりも、一定の成果があり、かつ30分の準備でできた授業の方が、多くの教員には参考になると思います。ほとんどの人がひとつの授業に10時間も準備するヒマはないと思います。
 附属学校や研究指定校は、このあたりも検討したうえで、真のモデルになってほしいと思います。

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