2019年6月11日火曜日

花だより ヤマボウシ しらかばも30年


 しらかばも30年 網走潮見小の校長住宅の道路側にあったしらかばの大木5本を伐採しました。
 朝から、チェーンソーの音が響いていました。教頭住宅裏にあったしらかばが公営住宅を日陰にするので、公住のお世話役が、知人に頼んで伐採していたのです。外に出てみるとお世話役の人が、「校長さんのところのしらかばも日陰になるし、屋根も痛むし、邪魔だよね。切ってやるかい?」と言ってくれたので、しらかばが植えられたいきさつを聞いてみると ~最初の校長先生が、周りに何もなく殺風景だから、植えたものらしい。~
 潮見小学校は、今年開校30周年を迎えます。このしらかばも30年経って大きくなりました。大きくなりすぎて日陰になるので、一度枝を払ったことがあったものの、伐採するとなると費用もかかるし、そのままになっていることが分かり、好意に甘えて切ってもらうことにしました。
 伐採するのは、あっという間でしたが、それを片づけるのが大変でした。案の定、次の日、腰痛になりました。庭に作った花壇にたくさんの光が降り注ぐようになりました。妻は、家が丸見えになるので、「いつもきれいにしていなければならない。」と言いました。湿気でカビの生える住宅環境もこれで少しは改善されるかもしれません。
 切り株は、直径40~50センチくらいあります。3日経っても4日経っても、切り株は雨が降ったように濡れています。切られても根っこから水分を吸い上げているのです。それを見て、ちょっと心苦しく思いました。30年間、潮見小を見続けてきたのです。

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