2021年12月24日金曜日

花だより よく寝る子は、勉強ができる。ポインセチア 

 

「大手学習塾のチラシの見出し」
~北海道だからという理由で子どもたちの学力が低いと思われたなら、私たち北海道人にとってこれほど悔しいことはありません。北海道の未来を担うのは子どもたちだからこそ、その子どもたちがどう言われ、どう思われるかに私たち大人が無関心であってはなりません。子どもたちに「生きる力」を育んでいくのは真の教育であり、導いていく私たち大人の責任にあります。~
 北海道教育委員会は、「ほっかいどう学力・体力向上運動」のリーフレットを作成し、学力と体力の向上を呼びかけています。学力向上には学習塾に通うことが手っ取り早い方法かもしれませんが、生活リズムを整えることでも学力向上に効果があります。こちらはお金がかかりません。
 《子どもの生活リズムを整える!》
◎子どもたちが夢や目標を実現し、将来自立して生きていくためには、子どもたちが主体的に適切な時間配分について考え、規則正しい生活習慣を身に付けることが大切です。そのためには、目標とする「時間の目安」を示すことが効果的です。
◎道教委では、各種データや他県の取組などを研究し、独自に時間の目安を設定したリーフレットを作成しました。子どもと話し合い、学習や運動、読書などの目安を設定することを勧めます。
 寝る子は育つ! 必要な睡眠時間は個人差がありますが、6年生の目安はだいたい8時間です。日曜日などに普段と同じ時刻に目が覚めないような人は、毎日の睡眠時間が足りていません。子どもにとって睡眠はとても大事なことなのです。
 ~脳と睡眠の働き~ 
●夜更かしすると、体を強くたくましく成長させるための成長ホルモンがたくさん出なくなってしまいます。
●夜更かしして睡眠時間が減ることで、とても大切なレム睡眠という浅いねむりの回数が減ってしまいます。このレム睡眠の間に、脳は昼間に勉強したことや経験したことを復習して、記憶として書き込んでいます。レム睡眠の回数が減ると、せっかく勉強したことが記憶に残らなくなってしまうのです。
●睡眠時間が減ると、脳に記憶を書き込むために働く海馬(かいば)という部分が大きく発達しません。
●ねむりのリズムを整え、脳がレム睡眠の間に、勉強したことをしっかり記憶するためには、夜は部屋を暗くしたり、音楽やテレビを消したり、携帯電話の電源を切ったりして、寝ないといけません。そうしないと寝る前までにした努力が無駄になってしまいます。
●夜は「何時に寝る」と自分でルールを決め、しっかりとそれを守ることが重要です。そうすると、夜更かしをしたときよりも、起きている時間をむだなく使うことができるようになります。その結果、さまざまな能力や成績も上がり、自分の夢に近づくことができます。
    ◇東北大学教授、医学博士 川島隆太「元気な脳が君たちの未来をひらく」より◇
*夜遅く、コンビニや居酒屋にいる親子を見かけます。以ての外です。これは児童虐待です。
 こども園では、「いっぱい遊んで、いっぱい食べて、いっぱい寝る」この毎日の繰り返しです。

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