2021年12月27日月曜日

花だより 小室哲哉の挫折 ロウバイ


《自律と自己評価(「自立」とは「自律」》 
 自分を律することのできる人は成功する。伝記に載るような人は、自分を律すること。つまり自己評価のできる人である。と言われています。
 波巌先生は、自律とは、「ド根性カエル」のぴょん吉とひろしの関係だ!と言われた。つまり、ひろしが何かをやろうとすると「ちょっと待てよ」とぴょん吉がひろしを諫めるのです。自己評価とは、客観的に自分を見つめる心を育てることです。
 子どもたちに計画を立てさせ、その計画に沿って自分が何をやっているか、どこをどうすればよいのか。何に困っているのか自己評価させること。自己評価しながらやりたい活動を完成させていく。基本は自己評価をどうさせるのか。それさえきちんとできていれば、総合的な学習の時間は、恐れるに足らない。何をやってもよい。子どもたちのエネルギーはものすごい。やりたいことが始まったら、徹底的にやる。ただし、「何をやってもよい」だけが強調されるものではありません。
 音楽界の頂点まで登りつめ、名声と莫大なお金を手に入れた小室哲哉が詐欺で逮捕されました。音楽における「探求心」は優れていても、自律心が欠けていたのです。自律心を失ってからの彼の音楽は、大衆から指示されなくなりました。
 探求心は、自律心からうまれるのです。吉田松陰の「学後知不足 教然後知困」という言葉がある。自分の授業をきちんと自己評価できないと次のステップには進めないのです。

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