2021年12月22日水曜日

花だより 教員の働き方改革進まず? シクラメン(2)

 


 ~教員の働き方改革~
 働き方改革を提言した中教審の特別部会は、「業務の適正化や役割分担等に関する具体的な論点」を示し、5つの視点から11の業務について、法令などの根拠の有無や諸外国の状況、現状や課題、国内の自治体での取り組み例を分かりやすく並べた。
 特別部会の委員で、文科省の学校改善アドバイザーにもなっているNPO理事で学校マネジメントコンサルタントの妹尾氏は、「前例や伝統」「子どものため」という考え方から離れ、「教員でなくてもできることは手から放すなり、チームで対応するなりしよう」と提案した。また「専門性」と「命・安全への関わり」という2つの視点に絞って業務を仕分けするように提言した。
 しかし、教員の働き方改革は一向に進んでいない。本町で教員を対象に働き方改革に関するアンケート調査が行われたが、回収率は49%で半分にも達しなかった。理由を当該校長に聞くと、「今回はネットで回答するものだった。紙であれば回収率は上がっただろう」
 今は、アンケートなどは、ネットでやるのが当たり前になっている。妹尾氏は、「一番大切なのは、教員の意識改革であることには間違いない。」と断言している。全くその通りだ!

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