小学校の先生の話は「諄(くど)い」とよく言われる。子どもたちにわかりやすく伝えようとすると、簡易な言葉を選び、繰り返したり、念を押したり、時には上から目線で言うときもあります。そんな先生を「うざい」と言います。
「うざい」
若い人たちがよく使う「うざい」とは「うざったい」が縮まった言葉で、「わずらわしい」、「面倒くさい」といった形容詞です。なぜ、若者たちは人間関係でそんなにも「わずらわしい」を連発しているのでしょうか。人と人の関係は昔の方がもっとわずらわしかったと思います。子どものやることに口を出す大人はたくさんいました。警察官も今よりずっといばっていました。先生も恐かったし、父親も恐かった。個人のプライバシーを守るという考え方がありませんでしたから、人間関係のわずらわしさを逃れて一人になるということができませんでした。人間関係は今よりずっと濃密でしたが、それでわずらわしさを感じることはありませんでした。もしかしたら、濃密な人間関係にある種の免疫ができあがっていて、わずらわしさを感じなくなっていたのかもしれません。
上司と酒を飲みたがらない若者が増えているそうです。とりあえずビールではなく、自分の飲みたいお酒を頼む。お酌はしない。お酒自体飲まない。飲むなら気のあった友人同士で飲みたい。コロナ禍で飲み会が無くなり、ほっとしていることでしょう。これも全て「うざい」=「わずらわしい」と思うのでしょうか?困ったものです。
「うざい」
若い人たちがよく使う「うざい」とは「うざったい」が縮まった言葉で、「わずらわしい」、「面倒くさい」といった形容詞です。なぜ、若者たちは人間関係でそんなにも「わずらわしい」を連発しているのでしょうか。人と人の関係は昔の方がもっとわずらわしかったと思います。子どものやることに口を出す大人はたくさんいました。警察官も今よりずっといばっていました。先生も恐かったし、父親も恐かった。個人のプライバシーを守るという考え方がありませんでしたから、人間関係のわずらわしさを逃れて一人になるということができませんでした。人間関係は今よりずっと濃密でしたが、それでわずらわしさを感じることはありませんでした。もしかしたら、濃密な人間関係にある種の免疫ができあがっていて、わずらわしさを感じなくなっていたのかもしれません。
上司と酒を飲みたがらない若者が増えているそうです。とりあえずビールではなく、自分の飲みたいお酒を頼む。お酌はしない。お酒自体飲まない。飲むなら気のあった友人同士で飲みたい。コロナ禍で飲み会が無くなり、ほっとしていることでしょう。これも全て「うざい」=「わずらわしい」と思うのでしょうか?困ったものです。
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