2024年4月27日土曜日

花だより 「精いっぱい」 ライラック 水芭蕉

 

 この春、北小に赴任した知り合いの校長先生が、「校長室の牧野先生の写真を見ました。」と過日電話をいただきました。
 「精いっぱい」(北見北小学校の教育指標) 
 「精いっぱい」の「精」には、「人間のエキスである心、澄みきった光、澄んだ瞳」という意味があります。
 ~子どもたちが生き生きと活動するとき、真剣に取り組むとき瞳が輝き、喜びがあふれ、意欲が生まれます。そこで教師は、全ての教育活動に“精いっぱい”を子どもたちの合い言葉とさせ、十分に自己実現できるように支援していきます。~
 学校経営方針の冒頭にこう書かれてあります。
 “精いっぱい”の取り組みをさせるには
 ①教師が子どもを理解し、一人一人の持つ個性を十分に伸ばしてやること
 ②考えるゆとりある授業により、一人一人が自己の考えや方法を創出できるようにする
  こと
 ③個性的、創造的に活動させ、成就感・満足感を得させるような教育活動を深めること
 ④達成可能な活動を組織し、自己に自信を持たせること
  などが大切になってきます。
 校長室に来た2年生に、「“精いっぱい”てどんなことか分かる?」と聞くと、「たくさん食べること」と答えて、一緒に来た友だちから「それは“腹いっぱい”だろ!」とつっこまれていました。北小の伝統である「精いっぱい」を子どもたちに伝えるために、校舎のいたるところに「精いっぱい」と書かれています。ある先生は、「精いっぱいで、胸いっぱいです。腹いっぱいと答える気持ちも分かる。」と言いました。

網走湖畔の水芭蕉が見ごろを迎えます。

0 件のコメント:

コメントを投稿