2024年4月28日日曜日

花だより 学校経営で外せないこと ケマンソウ 水芭蕉(2)

 


 学校経営で外せないこと
《今や学校経営の重点は特別支援教育》
 特別支援学級在籍児童は年々増加しています。そして、インクルーシブ教育システムの構築が求められていますので、特別支援教育は学校経営の重点に据えなければならないと考えます。校長がまずやらなければならないことは、退職間近の教員を担当させるのではなく、特別支援に精通した教員を配置することです。研修も特別支援教育を抜きには考えられません。特別支援担当の教員に任せるのではなく、全職員で特別支援教育について研修を深めるべきです。
《学力・体力向上は外せない》
 病気の診断や処方は、さまざまな検査で決められます。今の世の中、触診やレントゲン写真だけで診断する医者はいません。血液検査やMRIやCTなど、最新の医療器具を駆使して診断し、治療方法を決定します。教育も同じです。精度の高い検査(知能検査・学力検査・新体力テスト・性格検査など)をして、何が課題なのかを明確にし、それを共有することがまず必要です。学校の使命は、確かな学力を身につけることです。そのためには、身も心も健康でなければなりません。


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