新しい風が吹く4月
人事異動で期待することは「新風」です。適材適所や人材育成、マンネリ防止などの観点から実施されます。学校では、教職員の意欲を引き出し、学校を活性化させることを目的としています。
転入してきた先生には、新しい風になってもらいたい。ところが、窓を一か所だけ開けても風通しはよくなりません。反対側の窓を開けないと風は抜けないのです。つまり、残っている人が、新しい人を受け入れ、その気にならないと風通しは良くならないということです。同じメンバーが続くことで関係性は深まりますが、価値観が固まってしまい、疑問や新しいアイディアが出しにくくなることがあります。また、地域の教育機会均等と教員負担の平等の観点(へき地校へ通勤など)という理由もあります。そのため、目安として一般は6年、管理職は3年経つと異動対象になります。
コロナが明けてやっと歓迎会ができるようになりました。楽しみにしています。歓送迎会を含め、学校(教職員)の飲み会をする場所について、ある校長がこう言いました。「安い居酒屋なんかでやるものではない!」この真意は何だと思いますか?
お酒が入ると、学校のこと、保護者のことなどがついつい出てしまうものです。どこで誰が見ているか、聴いているか分からないのです。教頭会の飲み会をカラオケルームでやったと聞いたことがあります。賢明な判断です。
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