「北海道教育振興会」創立50周年を節目に解散
昭和49年4月、教育行政と教職員団体との対立による混乱の中で、北海道の学校教育を憂う有志が教育の正常化への結集を全道に呼びかけ「北海道教育振興会」が創設されました。会員数も3,000名を超える規模を誇るまでになり、爾来、全道規模で公正な教育世論の醸成と、家庭・学校・地域を結ぶ教育の活性化に尽力してきました。
毎月発行される会報『教育振興』では、タイムリーな教育情報が発信されました。会報の巻頭言は、校長会長時代、挨拶文などでよく使わせてもらいました。まさか今、解散するとは思ってもいませんでした。
過日、届いた解散趣意書の中には、~会員である管理職を含め、教員の研修や諸団体との関わり方がネット環境の充実等に伴い、多方面に、また簡易に行われるようになってきたことが挙げられます。働き方に効率化が求められる現在、情報の交流には「時短」「簡易性」「利便性」が欠かせません。そうした観点から見ると、本会は、優位な発信・交流を目指す教育団体でありながら、時流に合わない側面があると謙虚に受け止めるべきだと考えます。~とありました。
正に、70歳が間近に迫った私そのものです。いつの間にか時代に乗り遅れているのに気づかないことがあります。50年を節目に発展的に解散する決断をしたことは、称賛されるべきで、これまでの功績は高く評価されてよいでしょう。そして、自分もそろそろかな?と思います。
2024年7月13日土曜日
花だより 「北海道教育振興会」創立50周年を節目に解散 カライトソウ
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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