しつけは、子どもへの大切な贈り物 ~スマホ・タブレットは使いよう~
親の知らないところで子どもが危険にさらされている!
スマホは、使い方一つで、役に立つ道具にもなれば、子どもの身を危険にさらす道具にもなります。外の世界とすぐに情報がつながることは、見知らぬ危険な世界と子どもが直結することになります。こうした警鐘は、8年前からありました。改善されるどころが、年々エスカレートしています。小学生でもスマホを携帯しています。
子どもがスマホが欲しいと言ってきたときこそ、話し合いのチャンスです。「なぜ使用したいのか」などについて、親子で話し合い、納得した上で、使う・使わないを決めましょう。使うときは、例えば、フィルタリング(*) 機能を設定する。携帯電話は寝るときは部屋に持ち込まない、夜10時以降は使わないなどの使用場所や使用時間、使って良い目的などについて、それぞれの成長段階に合ったルールを家庭で決めましょう。と学校から、口が酸っぱくなるまで言ってきましたが、あまり効果はないようです。
特に出会い系サイトの被害は深刻です。性への関心が高まる高学年の時期には、隠しておくのではなく、きちんと危険性を親の方から話すべきです。また、マナーモードの使用などの公共のマナーや知らない人には個人情報は教えない、知らない人とは会わないなど、危険から身を守る方法についても、親がしっかり教えることが必要です。
SNSによるコミュニケーションでは、顔が見えない相手とのやり取りになるため、ちょっとしたことが原因でトラブルに発展してしまうことがあります。また、今のいじめは、個人が特定されるような書き込みで、悪口が書かれたメールが送られたりする「ネットいじめ」が主流です。顔の見えない者同士のやり取りには危険をともなうことがあったり、そのつもりでなくても相手を傷つけてしまいます。
子どもにスマホを使わすかどうかは、親の判断です。責任は全て親にあります。
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