2024年7月20日土曜日

花だより 浴衣を粋に着る エゾノエンティカ ハマオモト

 

 夏祭り、花火大会シーズン 浴衣姿はいいですね!  
 女の子が、髪を結い、ちょっと薄化粧をして、浴衣を着ると涼しげで、夏祭りや盆踊りにはよく似合う。インバウンド客が増え、金髪、大柄の外国人が浴衣を着せているシーンをよく見ます。しかし、きちんと着付けることのできる日本人は少なくなったと思います。
 花火大会で浴衣姿の男女を多く見かけるようになりました。しかし、今は、帯もワンタッチ式で着やすいのでしょうが、残念ながら着方がだらしない。親に着せてもらったとしたら寂しい限りです。特に男の子の浴衣姿は最低!
 母は、着付けの先生ではありませんが、小さい頃から浴衣を着るときは、「ちょっと来なさい。みっともない着方をしないのよ。男の帯は腰で締めるの。」と言いながら着せられたことを覚えています。そんな母は、私が成人したとき着物と浴衣を作ってくれました。必要性は全く感じなかったのですが、それでも小さい頃からの習慣なのか今でもお盆やお祭りになると着ることがあります。帯も自分で締めることができます。
 浴衣を着て、ブランドバックを持って、茶髪、ピアス、ネックレスは、まだ許せても、浴衣を着るならきちんと粋に着て欲しい。足元がスニーカーという子もいます。「そんなこと言うのは、パパが歳をとった証拠だよ。」と娘は言います。 

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