《特別な支援の必要な子を持つ保護者へ》
家庭や学校で「コミュニケーションがうまくとれない」、「いつまでも落ち着きがない」、「漢字が覚えられない」、「社会的なルールがわからない」など、年齢にふさわしくない行動や様子が見られる場合、あるいは、学校嫌いや引きこもりの状態がある場合、LD・ADHD・高機能自閉症等の発達障がいがその理由の一つかもしれません。これらは生まれつきのものであり、子育ての仕方に原因があるわけではありません。
発達や行動について心配があったら、世間体を気にしている場合ではありません。一人で悩まず、できるだけ早く学校や地域の相談施設(*児童相談所)の窓口に相談してみることです。早期発見・早期治療が必要です。専門的なアドバイスを受けて効果的な働きかけをすることによって、その子の困っている状態の改善が期待されます。また、周囲の理解も必要です。特別な目で見ないことです。
~誤解されている児童相談所~
児童相談所は、“問題行動を起こした不良の行くところ”と思っている方がいらっしゃるようですが、そうではありません。子どもに関する様々な問題に対して相談にのってくれるところです。守秘義務があって、相談したことが外部に漏れることはありません。子育ての強い味方になってくれるところです。
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