「今の子は、味を言葉で表現できない。」と保育士が心配しています。甘い、辛い、苦い、しょっぱいなどは、家庭での会話の中で覚える言葉です。これもコロナ過の黙食などによるコミュニケーション不足ではないかというのです。
学習指導要領に「言語活動の充実」が盛り込まれました。「言語活動の充実」とは、「言葉の力を育てる活動の充実」です。
これからの社会で大切なことは、論理的な思考や感性を働かせながら問題解決の方策を探り、自分の考えを自分の言葉で表現する能力です。自己実現や社会参加のための重要な道具として、言語を活用できる能力を獲得することが不可欠です。
これからの社会で大切なことは、論理的な思考や感性を働かせながら問題解決の方策を探り、自分の考えを自分の言葉で表現する能力です。自己実現や社会参加のための重要な道具として、言語を活用できる能力を獲得することが不可欠です。
「言語活動の充実を全教科・領域等で展開する。」としています。「言語活動」というと一般的には「国語科で行うべきもの」と考えがちです。しかし、低学年では、生活科こそ地域の人とのかかわりや自然観察などの体験を通して、「言葉の力」を伸ばす絶好の教科です。同じようなことが他の教科でも言えます。もちろん、「言葉の力」を育てる上で軸になるのは国語科です。しかし、「言葉の力」は単に言葉を学べば身に付くものではありません。国語科の学びが、「言葉を通して言葉の力を育成」であるのに対して、他教科・領域の学びは「体験を通した言葉の力の育成」であり、「言葉の力の育成」においては、その両方が重要です。
言語環境の一番は家庭です。しかし、言葉も学校や幼児施設が担わなければならない時代なのです。
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