新しい年を迎え、去年のあれこれを引きずる人も12枚のカレンダーが丸ごと替わる正月は、前へ向き直しどきです。
能登半島地震から1年になります。1月2日は、能登へ救援物資を運ぶ海上自衛隊の飛行機と旅客機が接触する事故が起きました。加えて能登では夏に洪水があり、二重苦に会いました。家族を亡くした人の悲しみの深さは伺い知れません。家屋を失い、仮設住宅で年を越さざるをえなかった人の心細さはいかばかりか、災害関連死が増加の一途をたどっています。住民が抱える重さを少しでも取り除いていきたいと思っても、能登の復興に駆けつけることはできませんが、元日はおめでたい日ですが、1年経っても忘れない、せめて能登の皆さんへ思いをはせる鎮魂の日にしたい。
巳年は、蛇のごとく脱皮して、新しく生まれ変わる再生の年にしたいものです。
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