2016年6月19日日曜日

花だより 春編(3) 鈴蘭・蒲公英・薺 潮見小学校だより 43号より

平成22年網走市立潮見小学校 学校だより 「輝け!潮見っ子」 4月28日第43号より

*心がホットステーション* 
避難訓練 校長は98点 消防士さんは50点
 23日(金) 避難訓練がありました。全員が避難した後、私から、「おしゃべりをしていた人がいたので、今日の避難訓練の点数は98点です。火事が起きたら100点満点の避難ができなければ、ケガをしたり、もしかすると死んでしまったりします。」という話をしましたら、消防士さんから、「校長先生は、98点を付けましたが、私の採点は、50点です。」ととても厳しい点数をつけられました。そして、改善点をいくつも指摘されました。(例えば、消防署への通報は、紙を見ながら言っていませんか?)さすがプロの目は厳しいです。子どもの命と安全を守るためにさっそく改善していきます。
 ~消防士さんのちょっとイイ話~
 バンクーバーパラリンピック金メダリスト狩野 亮選手が一中在学中の避難訓練のときの話です。2階から避難するとき、同級生4人が車いすを持ちあげて階段を降りてきたのを見ました。避難訓練に決まったマニュアルはありません。そのとき、その場で的確な判断ができるかどうか、特に学校の場合は、みんなで協力して避難することが大切です。
夢を持つと人は強くなる 
*いきいき子育て*
 ~子どもの夢や希望に耳を傾け励ます~
 今の子どもは冷めています。将来の夢や希望を持たず、難しい目標はチャレンジする前にあきらめてしまうと言われています。「将来の夢は、公務員になって、退職したら年金でのんびり暮らす。」と応えた子がいましたが、今の子どもたちが年金をもらう頃、年金制度がどうなっているかわかりません。しかし、子どもは子どもなりに夢や希望を持っています。どんなに小さく、どんなに変に思えるものでも、その夢や希望に耳を傾けましょう。
 また自分の経験や長い間にわたって苦労して夢を実現した人々の生き方などを折に触れて話しましょう。そして、人生の目標は汗を流し、失敗を重ねながら達成していくものだと、励まし、あたたかく見守りましょう。「オリンピック選手になるんだ!」「アイドル歌手になりたい。」と言っても「そんな夢みたいな話をするんじゃない!」と言わないことです。人類は「月に行きたい。」という夢を持ったから、現在の宇宙開発があります。    
スペースシャトルディスカバリーの日本人女性宇宙飛行士山崎直子さんは「宇宙戦艦ヤマト」を見て、宇宙飛行士になる夢を持ったそうです。どうせ持つなら、大きな夢を持つべきです。



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