【平成22年度 網走市立潮見小学校 校長室花だよりから】
《新年度を迎えるにあたって》
福寿草は、春一番に咲く花で金色に輝き、新しい門出を祝う縁起のよい花とされています。どこにでも咲く花ですが、種から花を咲かせるまでにちょうど小学校と同じ6年かかります。雪の下でじっと寒さに耐え、雪解けがはじまる早春に芽を出します。寒く厳しい条件ほど、金色の鮮やかさを増す花です。福寿草の花言葉は「永久の幸福」といいます。
◇新しい潮見小学校の創造
潮見小学校は、新しい教育課程の編成に大きく舵を切ろうとしています。それを支えるのは教師です。教師の「教師力」が今問われています。結局のところ、義務教育の在り方を支えているのは教師であり、「教師こそ原動力」なのです。しかし、現実には「何でも学校主義」は、教師の肩に全てかかり、その職務の範囲、量、責任の重さ等に青色吐息という状況です。確かに、新しい時代の義務教育の未来を背負っていくには、その質の向上は不可欠であり、教師自身が努力しなければならないことです。また他方で、この教師の現状、暗雲をどう取り払うかにもう一つの大きな課題があると思うのです。その課題解決のために英断を下しました。
「教育は人なり」と言われるように、どんなに時代は変わっても、教師の人間性が子どもに強い影響力を与え、教育効果に大きくかかわることは、誰もが認めるところです。従って、私たちの責任とは、教育に携わる者として教職の重要性を十分認識し、自ら進んで研究と修養に励むことです。
◇校長室とクレーム処理
「校長(責任者)を呼べ!」と学校に怒鳴りこんでくるのはよくあることです。それに対応するのが校長で、対応する場所は校長室です。
学校に否があるときは、謝罪しますが、冷静になって話し合えば、ほとんどの方は分かってくれます。相手が若い先生(特に女性)だと舐めてかかってきます。玄関での立ち話だと興奮したままです。そんなときは「校長がお話を聞きますので、校長室へどうぞ!」と言ってください。校長室は、そのためにも整理整頓がなされていなければならないし、威厳を保つためにも校舎の中では少し豪華に造られています。
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