2017年3月25日土曜日

花だより 福寿草 どこかで春が


【平成18年度 北見市立若松小学校 学校便りから】
 ~最終号 心がホッとステーション~
  どこかで「春」が生まれてる    どこかで水がながれ出す
    どこかで芽の出る音がする      どこかで「春」が生まれてる。
 暖かい空気に包まれて「春」が誕生する光景、生命の伊吹を感じる季節を迎えました。若松に来て3年が過ぎようとしています。豊かな自然に囲まれて、これほど季節の移り変わりを強く感じ、心豊かに過ごしたことはありません。
 道端の福寿草に足を止めた春に始まり、フラワーパラダイスが彩る季節から、赤や黄色に染まる野山を駆け回り、真っ白な草原に、山にスキーを滑らし、自然の中にどっぷり浸かって活動する子どもたち。この貴重な経験と体力づくりがリコーダーの豊かな表現力につながっていると思っています。四季の移ろいの微妙な変化を繊細に捉える感受性を持ち続けてほしいと願っています
  校長室だよりもそうした願いから、「花だより」と名付けました。
 子どもたちの一生懸命な頑張りに胸が熱くなったり、人の優しさに触れ感動したこと、教職員のチームワークのよさなど、書くことがたくさんありましたが、それをどこまで伝えられたか・・・。
 若松のよさは、1年だけではまだわからない。「どこかで春が」の歌詞のようによ~く観ると、今まで気づかなかったところが、まだまだたくさんあるのでは、と思いながら3年が経ちました。
 今年は、若松開基100年開校95周年記念祝賀会が行われました。特認指定校から10年経ちました。十年一昔と言います。10年前とはまた違った課題も出てきました。これまでの積み上げを大切にしながら、また新たな特認若松小の姿を皆さんと一緒に創造していきたいと思っています。
 

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