【平成19年度 斜里町立朝日小学校 学校便りから】
《シリーズ「いきいき子育て」》 「母の品格」 多湖 輝 著より
~子どもは未来からの預かりものです。~
家族が崩壊し、人間関係がどんどん薄くなっていくような気がします。これは望ましい姿ではありません。今は、家庭が楽しくないと思って携帯メールに逃避している子どもが多くいます。この子たちを家庭に引き戻さなければなりません。
人に対する免疫力を家庭で作って欲しい! それには、とにかく家族が一緒に時間を過ごすことから始めてみましょう。そのとき、もし子どもが携帯電話を持っていたら、電源を切らせましょう。もちろん親の携帯電話もです。映画館やコンサート会場では、携帯電話の電源を切るようにアナウンスされます。家族が顔を合わせているときも同じです。ふだんあまり子どもと話をしないお父さんは、「話題が見つからない。」と心配するかもしれませんが、続けていれば話題はつぎつぎ出てきます。子どもは未来からの預かりものです。子どもが大人になるころ日本の国は、どのようになっているかを思い描きながら、家族でいろいろ話し合ってみて下さい。
“わが子を心の真ん中に置いて よその子も同じように見る。これぞ 「品格あるお母さん」”です。
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