2018年2月12日月曜日

花だより アセビ 読書と手書き文化


【平成27年度 北見市立北小学校 学校だよりから】
 ~感動する本との出会いを大切にする~ 新中央図書館
  いい本に出会うことは、いい人に出会うことに似ている。
 開館して1ヶ月、もう落ち着いて混雑することはないだろうと思い、新しくなった中央図書館にまた行ってきました。ところが相変わらずの混雑ぶりに驚きました。北小の子にも会いました。ただ建物が新しくなったという理由だけではないようです。ハード面だけでなく、ソフトの充実も上げられます。
 読書は、想像力や考える習慣を身に付け、豊かな感性や情操、思いやりの心をはぐくむことができます。「全国学力・学習状況調査」でも、読書する子ほど点数が高いという結果が出ています。学習室では、受験勉強に励む中学、高校生の姿も多くありました。北見市内の児童・生徒の学力UPにつながることを期待します。
 網走からお客さんが来たので中央図書館を案内しました。北見に新名所ができました。
 《手書きの良さを見直す》  
 オホーツク管内小中学生書道展管内書写書道教育研究会主催)パラボ5階で開催中 
 パソコンやワープロの普及で手書きや毛筆で書かれているものが少なくなりました。今後ますますこの傾向は進み、子どもたちが大人になったときは、手書きすることは無くなってしまうかもしれません。これからは、自分で書くというより、ワープロに入っている字体(フォントは100近い種類がある)をその用途によって選ぶ能力が問われるようになるかもしれません。それでも手書きや毛筆の良さはある。そうでなければこの書道展に毎年1万点の作品は集まらない。まだまだ手書き文化を大切にしなければならない。
 そこで書写の時間に、手書きや毛筆の方が良いと思うもの、または身の回りで手書きや毛筆でかかれているものを見つけてみました。
   相撲とか、落語、お寺の看板など、古いものやおすしやさん、そばやさん、和食の店の看板やのれんは毛筆が多いという話から、和風の食べ物の話になって、寿司のネタは、トロやいくら、ウニがいい!とか、丼物では、天丼、牛丼、親子丼がおいしい・・・という話に脱線してしまいました。
「学校の勉強は手書きでなければだめだよね!きれいな字が書けるようになりたい。校長先生、教えて下さい。」と休み時間になると校長室に来て、字の練習をする子がいます。
 週末、特別支援のはげまし展と同時開催しています。是非足を運んで見てください。中央図書館もすぐです。
*書道展ですが、管内書写書道教育研究会の会員数の減少により、今年(平成30年)から開催されなくなりました。長い間この会に携わっていましたので、とても残念です。

 

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