2018年2月14日水曜日

花だより サンシュユ 一日入学・保護者の皆様へ


 《1日入学・保護者の皆様へ》         
 孫が、2月11日の祝日、網走の流氷まつりのゲストに来る「スギちゃん」を見に行きたいと言い出して、連れて行く羽目になりました。腰痛も忘れて肩ぐるまをしたり、露店が立ち並んでいると「何かほしいモノはないか?」と、孫にはついつい甘くなっていまいます。その孫が今年の4月、小学校に入学します。
 帰りの車の中では、ぐっすり眠りに入りました。ちょっと前まで、「じいちゃん、ばあちゃん」もはっきり言えなかったのに、お母さんにくっついて離れない甘えん坊だったのに、1年生になって大丈夫だろうか?みんなについていけるだろうか?親以上に心配をしています。皆さんも入学の喜びと同時に不安を抱えているのではないでしょうか?
 さてそこで保護者の皆さんにお願いです。
1年生入学と同時に1年生の親としての勉強が始まります。
“子どもは育ってほしいと思ったようには育たない。育てたように育つ”と言われます。つまり、親の背中を見て育つということです。親の言動がそのまま子どもにコピーされるのです。
 勉強ができる子、友だちと仲よくできる子は、基本的な生活習慣がきちんと身に付いている子です。あいさつができる子。話がきちんと聞ける子。身の回りの片付けができる子です。
 「ちゃんとあいさつするのよ!」、「先生の話をちゃんと聞くのよ!」と言って聞かせてその通りになるのなら、何の苦労もありません。できるようになるには、親がお手本を示すことです。ドリルを与えて、「勉強しなさい!」ということではありません。「当たり前のことが、当たり前にできる」ようにすることですが、ところがこれがなかなかできないのです。4月から保護者の皆さんも1年生の親としての家庭教育の勉強がはじまると覚悟してください。
 残念ながら私はこの3月で定年退職しますが、北小の教職員が一丸となって子どもたちの教育と保護者の皆様のサポートを致しますので、どうか安心して入学してきてください。

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