2019年2月13日水曜日

花だより キンセンカ プログラミング教育について


 プログラミング教育について
 小学校に外国語教育が導入されたときは、子ども向け英会話教室が流行したように、今は、プログラミング教室に子どもたちが殺到しているそうです。少子化を迎え、教育費を惜しまない保護者が増えたことで、そこを狙ったAIやIoTに強いベンチャー企業が、次々と教育の分野に進出してきています。
 反面、新しい学習指導要領でプログラミング教育が必修化になって、学校の先生は、何をどう教えたらいいの?と戸惑っています。
 学習指導要領は10年に一度の改訂です。この機を逃すと10年先延ばしになってしまいます。それでなくても最先端技術で日本は世界から遅れをとっていることを危惧しているので、今回無理くり入れたのではないかと思っています。
 プログラミング教室と学校でのプログラミング教育の違いをきちんと理解しておく必要があります。
  ~必修化の3大勘違い~
1 必修化されたからといって、新しい教科になったり、時間が増えたりすることはない。教科書もなければ、評価もしない。どの学年、どの教科・単元でどれくらいの時間数で扱うかは、各学校の判断
2 プログラミング言語をCPに打ち込んでいく、プログラマーを育成するものではない。「プログラミング的思考」という資質・能力を育成するのが目的
*「プログラミング的思考」とは、物事には手順があり手順を踏むこと、物事をうまく解決できるといった、論理的に考えていく力のこと
3 毎回、PCやタブレットを使って勉強するのではない。
 「アンプラグドプログラミング」つまり、PCやタブレットを使わず、紙と鉛筆を使ったり、体を動かしたりして「プログラミング的思考」を学ぶ。
  *アンプラグドとは、電気を使わないこと

0 件のコメント:

コメントを投稿