2019年2月25日月曜日

花だより 寒緋桜 卒業を迎え、中学生になる子どもを持つ親へ


 卒業を迎え、中学生になる子どもを持つ親へ 
  心も身体も大人ではないけれど、全くの子どもでもない
 思春期とは、身体の成長に心の成長が追いつかず、誰もが不安定な気分になりやすい時期です。「私は何なのか」「私はどう生きたらいいのか」などと自分に直面し、自分を見る「もう一人の自分」が意識されるようになります。小さなことで有頂天になったり、逆にひどく傷ついて落ち込んでしまったりします。異性を意識したり、Hな本やビデオ(今はアダルトサイト)に興味を持ったり、親や先生がうっとうしく感じるようになり、自分だけの秘密を持ち始めます。こうした心の変化に対し、身体は、体型全体の大人化が著しく進みます。女性では月経、男性では射精が始まります。また抑えがたい性衝動が性非行を含むさまざまな問題行動の原因につながることもあります。反抗的になり、特に女の子と父親は、メールでしか会話しなくなったりします。
 しかし、腫れ物に触るように接したり、逃げたりしてはいけません。これまで以上に会話を大切にしてかかわる努力が欠かせません。自分も通ってきた道ですから・・・。まずは、子どもとしっかり向き合うことです。大人へと成長する階段をまた一歩昇ったと思いましょう。

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