2019年2月10日日曜日

花だより ホトケノザ 恩師


 「恩師」は問われたら、木目澤一三 氏先生(前網走教育委員会教育長)を真っ先に挙げるでしょう。
  ~教育は百年の大計と言われてきたものの、その根底となる憲法や教育基本法の議論や教育の在り方そのものに対する認識が大きく変わりそうな勢いです。
 「間違った道は、行けば行くほど目的地から遠ざかる」と言われますが、教育の今後の方向性を誤らないために、これまで以上に議論を重ね家庭・地域・学校が一層信頼関係を築き、新しい時代を担う子どもたちが夢と希望に満ちて生きぬく力を育成していかなければなりません。
 「教師の命は授業である」「教師の命は研修である」「授業は教師の芸術である」「教師の前に人間であれ」「教師は人なり」言い古された言葉ですが、教師には古くて新しい課題として肝に銘じて研鑚することが肝要である。
「凡庸な教師はただしゃべるだけ。よい教師は説明する。優れた教師は範を示す。偉大な教師は子どもの心に火をつける」(アメリカの聖職者 ウィリアム・アーサー)
「人は木の花や葉、枝ぶりの美しさに心を奪われる。これはこれでいいが、木には見えない根があることを忘れてはいけない」(水上 勉)
 教師としての人間性、社会性はもとより指導力、研修欲など、教師としての心の玉をたゆまず磨き続けてほしいと期待しています。~
 改めて今、木目澤先生の言葉を思い出します。

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