授業時数確保で生活・総合をカット?
長引く休校で、学校再開後の授業時数確保をどうするか、学校現場では、頭を悩ませています。
土曜授業の実施や長期休業日の短縮を検討する中で、国語や算数・数学を重視するため、生活科や総合の時間のカットを望む声が先生方(校長、教育委員会)から出ています。
新しい学力観の目玉としてスタートを切った生活・総合ですが、新型コロナ対策では、学校現場で邪魔者扱いされていることが浮き彫りになりました。
すでに定着したと信じていましたが、真っ先にカットを望むということは、生活総合そのものの問題なのか、指導する教師側の問題なのか、こうした現実を研究団体としてどうとらえるか、是非検討していただきたい。
退職して5年が経ち、生活総合研究会とはすっかりご無沙汰していましたが、過日、管内の事務局からメールが届きました。今年の道の総会や研究大会が中止になったという内容でした。コロナショックは、社会のシステムを変えると言われています。研究団体は、自画自賛の研究大会を開催して満足するのではなく、こうした現実を踏まえる必要があります。
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