学校再開への心構え 教師の正念場
コロナショックでの長期間の休校は、子どもたちも先生もこれまでにない日常生活となりました。学校が再開してもこれまで通りとはいきません。
学級担任としては、子どもたちとこれまで以上にコミュニケーションをとることが大切です。先生と子どもたちがいつもつながっていると実感させ、安心感を持たせることが大切です。そのためには、休校で失った時数が例えば50時間だとすると60時間かけて、じっくり丁寧な授業することです。そして、その内容と理由を丁寧に保護者や子どもたちに説明することが大切です。そのために夏休みと冬休みが少なくなったとしても理解してくれるはずです。
残された期間で、3密を避けながら、どのように授業を進めていくか、カリキュラムの見直しが必須です。検討すべき課題は山積していますが、あれもできない、これはダメだというだけでは、教育のプロとしては情けない。いまは正念場、教師の踏ん張りどころです。
どんなに厄介な子がいるにしても、子どもたち不在の学校がいかに味気のないものであるか思い知らされたはずです。「教師の仕事は忙しい」、「学校はブラック企業だ」と言われていますが、教育の原点に立ち、子どもたちと向き合ってほしい。
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