2020年5月22日金曜日

花だより Zoom会議 蜜柑の花

Zoom会議
 オホーツク管内の広さは、全国7番目の岐阜県とほぼ同じ面積10,690㎢あります。
管内の校長が全員集まって会議をするとなると一日かかりです。雄武町から総合振興局のある網走まで車で3時間かかります。時間だけでなく、昼食を用意したり、旅費の支給などお金もかかります。また、金曜日に開催することが多く、一泊する校長もいたりして、夜の繁華街も潤います。
 管内校長会の役員は、会場の準備を一時間前には終了しなければなりません。なぜなら1時間前から校長が集まってくるからです。30分前には全員そろっていて、会場前ではロビー外交が繰り広げられています。会議そのものも大事ですが、情報収集の貴重な時間なのです。
 ところがコロナショックで2月から5月にかけての札幌での全道関係の会議も含めて全て中止になりました。変わって行われているのがテレビ会議です。確かにテレビ会議の方が効率はいい。
最近ある校長先生から、「zoomでやりませんか?」と言われました。
「Zoomて何だ?」 
「まず、オンライン飲み会しましょう?」 
 これもイノベーションなのか?コロナショック後の生活は、こう変わってしまうのか?
 歴史や文化は、人間の本性に基づいている。人と人の付き合い方は、その場の空気感や肌感も大事なのではないだろうか。
今は仕方ないとしてもコロナショック後の会議はすべてこうなるとは思いたくない。

1 件のコメント:

  1. 間や行間を大切にしたいですね。zoomでは、これが難しい。空気間にある空気感、肌間にある肌感を大切にする教育を捨てることがあってはならないと思っています。

    返信削除