2020年5月11日月曜日
花だより 礼儀 カキツバタ
○×△○×△礼儀を教えるのは親×△○×△
「みっともないでしょう。はずかしいと思いませんか。行儀良く食べなさい。」「笑われますよ。あなたの食べ方は、礼儀知らずと思われますよ。」これは、日本人のお母さんやお父さんが、あるレストランで子どもに話している言葉です。
「やめなさい。隣の人が、いやな思いをしますから、礼儀正しく待っていなさい。」「他の人に迷惑をかけるようなことは、してはいけません。食事中のマナーを守りなさい。」これはイギリス人の親が子どもに話す言葉です。
日本人とイギリス人では、注意する言葉が違っています。日本人は、笑われてはいけない。イギリス人は、他の人の心をいやな思いにしてはいけない。ということになります。注意の仕方は違っても、自分の周りの人に不愉快な思いをさせない。ということでは同じです。
礼儀正しくすることは、教養が高くなり、しつけが行き届いたときにできるものです。約束事ですから、約束した事柄を知らなければなりません。子どもの頃から、一つ一つ約束を覚えて、大人になるまでに全部覚え、それを日常の生活の中で正しく実行するようにしたいものです。
これまで「あいさつで人を大切に」を子どもたちに語りかけてきました。「朝、子どもたちから『おはようございます』と声をかけてくれます。」と近所の方から言われました。定着しつつあることにうれしく思いました。あいさつも、「あっ、先生だ。あいさつしよう」と頭で考えてから言うのではなく。かけ算九九の「2×2=4」がぱっと出るのと同じように、自然に人と出会ったら「おはようございます」と言えるくらいに体の中に染み込ませることが大切です。
「はじめてのおつかい」(日本テレビ)を見ました。4~5歳の子が、行き交う人みんなにあいさつをしていました。そして、隠れているカメラマンにも「こんにちは」と何度もあいさつしていました。 ~礼儀を身につけるのも大切な学習の一つです~
子どもの礼儀は、親をお手本にします。
平成28年3月 北見市立北小学校退職、その後、北見市教育委員会教育専門相談員、令和2年4月から、訓子府町教育委員会教育専門員 令和3年4月から、訓子府町認定こども園長
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