ステイホーム
30年前、農家の子のGW 「明日からGW、楽しみですね。」
子どもたちに何が楽しみか尋ねると、「雨が降ればいい!」と答えた。
オホーツクの農家はこの時期、タマネギの移植真っ盛り、子どもたちも手伝いをさせられるのだ。
「GWなんか、ちっとも楽しくない。でも、雨が降ったら、畑に出られないから、父さんが、『温泉でも行くか?』とか、『どこか食べに行くか?』と言うかもしれない?それだけが楽しみかな?」
しかし、今の農家の子は、農繁期は、児童センターに預けられ、農作業の手伝いは一切しない。それに機械化が進み、子どもが傍にいると反って危ないのである。
今年は、コロナ対応で「どこにも出かけないください!」と知事さんがステイホームを呼びかけているが、昔も今も農家のGWは遊んでいる暇などない。それに広い畑では、3密の心配はない!
「小1、小6、中3を中心に授業をしてください。」と文科省が言い出した。
「中3は、受験だから分かるけど、小6はどうして?」と質問された。東京(都会)では、小6も私立中学への受験が当たり前のようだが、オホーツクの子どもたちには、関係のない話だ。それでもステイホームを呼びかけられて、ちゃんと守っている。それなのに河川敷でBBQをやっているお兄さんたち、何を考えているのですか?
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