2020年5月26日火曜日

花だより 「修学旅行」が危ない? 金魚草


  思い出一番の「修学旅行」が危ない?
 小学校の卒業時に「6年間の一番の思い出は何ですか?」と聞くと一番に上がるのが修学旅行で、他に宿泊学習やキャンプ、登山遠足、運動会や学芸会などの学校行事が上位を占めます。
 ところがコロナショックで、子どもたちにとって楽しみにしている学校行事が中止になりそうです。夏休みや冬休みを短縮、土曜日も登校して勉強、中学生は部活も制限され、一日6時間の詰め込み授業が行われるようです。
 尾木ママは、「これは児童虐待だ!」子どもたちのことを一番に考えるのなら、学校行事などの特別活動の時間を保障するため“9月入学にすべし”と主張しています。子どもたちと直接かかわっている教育者としては、当然の意見のように思われます。しかし現実は、9月入学の課題が多いのも事実で、時間をかけて論議すべしという意見もよくわかります。コロナショックの非常事態だから我慢しなさい。ということなのでしょうが、子どもたちや保護者の立場に立つと、我慢しなければならないのは本当に子どもたちか?と思います。
 今回のコロナ対応で、世界との考え方の違いが明らかになりました。
 何かしようとすると必ず反対意見が湧き起きるのですが、議論して白黒つける諸外国に比べ、玉虫色の着地点を見つけるのが日本式らしい?(中途半端な対応)
 日本政府のコロナ対策には問題があるが、結果的に死亡者数は少ない。Why? 世界から不思議がられています。
その理由の一つは、日本の教育レベルの高さにあるのではないでしょうか?その教育を大事にするのであれば、3ヶ月の遅れをオンライン授業や詰め込みでカバーするのは難しいでしょう。9月入学について、どんな結論を出すのでしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿