・・・用務員さんからの一言・・・
用務員さんから、放課後の教室の窓の開閉や消灯など担当箇所の管理についての話がありました。「〇〇先生の教室は、いつも窓が開けっぱなし、電気がつけっぱなしなんです。ときどきなら私も仕方ないかなと思うのですが、毎日だと・・・。私からは、先生に注意することはちょっとねえ~。校長先生から言ってくれませんか?」
子どもを指導する教師の姿勢が問われています。用務員さんは、こうも言っていました。「子どもの頃、学校の先生は偉い!何でもできる。何でも知っていると思っていました。」」
古くから「教育は人なり」と言われているように、他のいかなる教育条件にもまして、教師としての人間性が子どもたちに強い影響を与え、教育の効果に大きくかかわることは、誰もが認めるところです。しかし、教師の人間性をより豊かにしていくために必要な専門職としての資質や指導力は、一朝一夕に身に付くものではありません。多くの経験と不断の研修の積み重ねによって徐々に磨かれていくものです。したがって、教師にとって研修は欠くことのできないものです。「研修」とは、「研究」と「修養」です。特に若い先生には、公教育に携わる者として教職の重要性を十分認識し、自ら進んで研修に励む姿勢を常に持ち続けなければなりません。教育は、教師と子どもの信頼関係を抜きにしては考えられず、その信頼関係は日々の教育活動の積み重ねの中で生まれるものです。それが教育の楽しみでもあり、また教師の生き甲斐でもあります。「尊敬する人からしか学ぼうとしない」のです。
0 件のコメント:
コメントを投稿