2021年2月27日土曜日

花だより カーネルおじさんの「不撓不屈精神」 アズマイチゲ

 

 ~カーネルおじさんの「不撓不屈精神」~
 ケンタッキーフライドチキン店の店先には必ず白いスーツ姿の白ヒゲのおじさんのオブジェが立っていますが、あの人が世界初の「フライチャイズ」のビジネスモデルを考案したカーネル・サンダースさんです。
 10歳のころから農場に働きに出るようになり、14歳の時に学校をやめ、農場での労働のほか、市電の車掌としても働いていました。16歳で軍隊に入り、その後、機関車修理工、保険の外交員、セールスマンなどの職を経て、30歳後半にガソリンスタンドの経営を始めます。その一角に小さなレストラン「サンダース・カフェ」をオープンして繁盛していました。ところが65歳の時、近くにハイウェイが通ることになって、閉店を余儀なくされ、ほとんどの資産を失ってしまいます。
 しかし、彼はここから再起を図り、自分の持っているものの中で、世の中の役に立ちそうなものを考えました。そして、自分のレストランで好評だったチキンのレシピを売ることを思いつきます。カーネルおじさんは、町のレストランを行き、そのアイディアを説明して回りました。ところが店の人は、「じいさん、とっとと帰りな!」、でも、カーネルおじさんはあきらめませんでした。1009回断られ、1010軒目でようやくOKがもらえたのです。そして、世界中でフライドチキンが食べられるようになったのです。まさに挑戦だらけの人生でした。いつかきっと努力が実を結ぶときがくるはずです。
 若者が就職先を選ぶときの条件として、休みが取れる。仕事とプライベートを分ける。自由な雰囲気のある職場がいい。そんな若者にカーネルおじさんの話をしても心に響くかどうか???
🤦‍♂️私はコロナワクチンを優先的に接種できる65歳を迎えました。最近は、辛いことはなるべく避けることばかり考えています。


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