スマホ、タブレット、それにネットにつながるゲーム機器、これらを持たせないということはもうできない。生活には欠かせないものになってしまった。これからさらに便利なモノに進化していくだろう。反面、これらによる犯罪、誹謗中傷、フェイクニュースなどによる被害が後を絶たない。
スマホを持たせるなら、きちんとルールを決める。使い方をしっかり指導することだ。学校ごとに対応に差が生じ混乱を招く可能性がある。仮に解禁するとしても、厳格な統一ルールが不可欠である。学校に持ち込みが解禁されれば、それだけ子どもたちがスマホを携行する時間が長くなる。真夜中までゲームに熱中するなど、スマホの普及による弊害が問題化する。加えて、視力や体力の低下を招く。
一日の使用時間を制限する。SNSに潜む危険性をしっかりと教える。スマホとの付き合い方について、まず親と子が向き合って、それぞれの家庭のルールを決めることが大切だ。「子どもにスマホを持たせるのは、夜の新宿歌舞伎町を一人で歩かせるのと同じ行為だ。」と主張する人もいる。親と子にそれだけの勇気があるだろうか?仮に解禁されることになったとしてもスマホの弊害を保護者に訴えていかなければならない。
回転すし店での迷惑行為が、最近問題になった。親子で謝罪したというが、悪ふざけでは済まない社会問題になって、当人は厳しい社会的制裁を受けている。こうした事件が起きると、また学校に対応が迫られる。ただし、公徳心、公共心などの倫理観や道徳心が備わっていなければ、「モグラたたき」の指導になって、根本的な解決にはならない。
「国家の品格」の著者藤原正彦氏は、今の日本に必要なのは、「民主主義」より「武士道精神」だと訴えている。‘’卑怯な真似はせん!‘’を教えることだ。「いじめ」「詐欺」「迷惑行為」もこの言葉に尽きる!
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